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皆様からお寄せいただいた
   体験談をご紹介いたします。
体験談No1-1.統合失調症からの解放(平成20年2月 寄稿)
体験談No1-2.統合失調症からの解放その2(平成20年6月 寄稿)
体験談No2. 新居への道のり(平成20年3月 寄稿)
体験談No3. 憑依との戦い(平成20年6月 寄稿)

※クリックするとそれぞれの体験談へジャンプする事ができます


体験談No1.統合失調症からの解放(平成20年2月 寄稿)
Prologue...
はじめに、私がこの体験談をぜひ書きたいと思った動機は同じ症状を持ち苦しんでいる方々に少しでもご参考になればと思う一念からだけです。





この症状はご本人はもとよりその家族また、周囲の方々に大変深刻な影響を与えていると思います。家庭崩壊、離婚、またはもっと悲惨な事態をも引き起こしているかも知れません。
私も何度も離婚を考える事もありましたが可愛い子供達を見ているとこれ以上悲しい思いをさせるわけにはどうしてもいかず思いとどまっておりました。
統合失調症(精神分裂症)はなかなか根治が難しい難病のひとつと思います。
私の女房が少し精神的におかしいところがあると気が付き始めたのは交際期間中からでした。
今から約6年半位前(2001年6月)です。交際期間中はお互いに一種の熱に浮かされている状態ですので多少変な言動があってもそれ以上に一緒にいたい気持ちの方が強く、
いずれ結婚すれば落ち着くだろうと思っていました。
そのうちにお腹の中に長女が宿りいよいよ結婚しようという段階になって精神的な乱れがひどくなり落ち着きがなくなってきました。
時々、別の人格が表れる多重人格のような言動が多くなり本当の人格はどちらなのかと疑うようになりました。
統合失調症の症例は様々な形で表れるようですが、女房の場合にもその奇妙な言動は以下のようでした。

1,常に人から監視されている。外出するたびに今日も4人〜5人の人にあとを付けられた。家の廻りでも常に何人かの人が自分を監視している。
  家の中に監視カメラが付いている。また、電話機に盗聴器が付いている。
2,近所の人は皆おかしい人達だ。娘の通っている幼稚園の人達も皆変わった人達でとても我慢できない。下の娘は別な幼稚園に通わせたい。
3,長女の出産で入院した病院で自分だけが特別扱いを受けている。自分だけが特別にいじめられているから2度とこの病院には来ない。
そのため、3年後の出産の時にはわざわざ遠い別の病院に入院したが結局は同じでここの病院でも看護婦さんやお医者さんが私だけに特別な扱いをして意地悪をしていると思いこんでいる。
4,娘の飲み物に誰か毒薬を入れたのではないか。娘の様子がおかしい。
5,自分の思っている事が他人に伝わっていて気持ち悪い。
6,テレビの番組がわざわざ自分を攻撃するために製作されている。
7,常に緊張状態で眠る事が出来ない。常に体が睡眠不足で疲れている状況である。
8,深夜の2時、3時まで毎日起きて家事をしている。早く寝る事が出来ない。
9,支離滅裂な事を口走る。
10,急にハイになったり落ち込んだり気分の抑揚が激しい。または無関心になる。 等々・・

以上のように様々な言動が日常的に続き周囲の人達も対応にとまどいどの様にしたらよいかわからなくなってきました。
体を休めると幾分正常になるのですがせいぜい2〜3日位しか持たずまた、同じ状態を繰り返す毎日でした。
そのような状態が5〜6年も続き一向に良くなる様子もなく大変困ってしまいました。
とにかくこの変な言動が病気から来るものなのか或いは精神的なトラウマの様なものから来る物なのかはっきりすべきと思い私だけで精神科の医者に相談に行きました。
精神科の医師には直近1〜2週間の女房の様子を文書にまとめ約30分位話し合いをしたところ、「奥様の症状は統合失調症です。」と言われました。
やはり病気なのかと思いましたがだからといって病院に本人を連れて行くのは気が進まず女房の実家の両親も体を休めれば良くなるからと言われ何とか治ってほしいと祈りながらまた、月日が経過してしまいました。
そのうちに症状は段々ひどくなり、一人で外出する事も家事を行う事も出来ず、幼稚園の送迎も出来なくなりとうとう幼稚園は一年間休ませてしまいました。
周囲の人達も疲れ切ってしまい本人も段々追い込まれて来たように感じたのか自分から精神科に通うかしらと言うようになりました。
ただ、精神科にかかっても治ったという例を聞く事はあまりなく一生薬付けになり副作用で廃人同様になる事も心配で何とか別な方法で治せないかいろいろな人達に相談しておりました。
女房の様子を冷静に観察していますと女房の本来の明るく親切な性格とは明らかに異質な言動を感じますので何か霊的な作用があるのではないかと疑っておりました。
そちらの方の情報を集めるためたくさんの本を購入し勉強をしていくうちにそれらの本の中に霊的な作用で同じような症状の治癒例がある事を知りました。
女房の症状が霊的な作用によるものなのか、病気から来るものなのか一度確かな霊能力者に霊査して頂こうと思っておりました。

しかし、どこにそのような人がいるのか、またそのような人達は本当に信頼の置ける人なのか、多額の費用がかかるのではないか等々、まったく情報がない状況でした。
そのようなときに以前同じ様な症状で悩んでいる人と相談しているうちに「仙台・霊障」でインターネットで探すと出てきますよ。と言われ早速ネットで検索してみました。
一番最初に出てきたのが「権現堂」さんでした。権現堂さんのホームページを何ページか見ているうちにここは信頼できるのではないかと思うようになりました。
その中のQ&Aコーナーに来ているたくさんの質問にもていねいに回答を出しているのを見ても親切な人柄を感じる事が出来ました。
パソコンの画面ばかりではゆっくり判断が出来ないので全てのページをプリントアウトしてファイルに綴じゆっくりと読みました。約100ページ位になったと思います。
そして、ここなら間違いなく何らかの解決策を見いだせるのではないかという確信みたいなものを感じました。
ホームページを見てから権現堂さんに鑑定の予約電話を入れるまで1週間ほどでした。
その間、女房と義母を説得しておりましたが不思議と二人ともスムーズに同意してくれましたので3人で鑑定を受ける事になりました。

権現堂さんにおじゃまして応接室に通されそこで霊能師のお二人、天野清流先生と、白鳥一斗先生にお会いしました。
私の先入観ではこの様な霊能力者はお年を召したおばあちゃんか恐そうなおじさんと云うイメージでしたがお二人はまだお若く、まったく普通の人達でした。
服装も特別なものではなくまったく普通の洋服でした。神社などで良く見かける袴姿なのかと思っておりましたが意外でした。
簡単な家族構成と私と女房の実家の住所などを書類に書き早速鑑定に入りました。
お二人は少し瞑想するようにうつむき加減になにかを霊査しているようでした。
約5分か10分位だと思いますがお二人は静かに鑑定結果をお話し始めました。
その内容を聞いて我々3人は大変驚きまた、同時にやはりそうだったのかと感じるところもありました。
主な鑑定結果は次のようなものでした。
女房には13〜15年ほど前より憑依霊が出入りしており7年位前より本格的にひどくなってきた。憑依霊の数は約150体で強く表に出ているのは首を切られた武士、5歳前後の水死した女子、交通事故でなくなった男性などとの事でした。
また、女房は霊感がありその影響もあって浮遊霊がよってきている事、更に私の家の土地が以前戦場であり多くの霊体が浮遊しており土地が大変荒れている事。
そして、もっと悪い事には古い時代に稲荷大明神が祀られていたがご神体がきちんと移動されていないため自宅のちょうど下敷きとなって非常にお怒りになっている事等々、驚くような事を教えて頂きました。
両家のご先祖様には未成仏の人はいないとの嬉しい内容も教えて頂きました。
この様な驚きの事実を次々にお話しされ、また、娘二人のことも特に上の娘が理由もなくよく泣く事なども話をされてまったくその通りなのでびっくりしました。
娘の霊感を少し落とせばそれはよくなると云うことも教えて頂きました。
我々はそのような事実に驚きながらもその対処方法などについて質問しました。
両先生はそれらの不安に親切に答えて下さり心構えや治癒までの期間、いろいろな神様にまつわる作法などわかりやすく何度もていねいに説明して下さりました。
その話の内容がとても親切であり、また自信を持って説明して下さるので我々は安心して全てをお任せすることにしました。
早速、除霊、浄霊、等をお願いしますと正確な見積書、準備品などを教えて下さいました。
見積もり内容もそれほどの負担感もないため早速予定に入れて頂き、幸い翌日に空き時間があるとのことで急なことですが善は急げとばかりお願い致しました。
翌日指定されたお供え物を用意して3人でまたお伺い致しました。
しばらく、雑談のあと早速祭壇の前に両先生と我々3人が並びご祈祷に入りました。
その日のご祈祷の内容は、女房の除霊、浄霊、守護神降臨、自宅の結界、そして、私の自宅の下敷きになっておられる稲荷大明神様の祈祷、神体移動、土地祈祷、自宅無縁仏供養、自宅塩祈祷等々、盛りだくさんの内容でした。
祈祷後、お守り札や結界の札、祈祷塩などを頂き毎週月曜日にメンテナンスを行うことなどをお伺いして帰途につきました。
帰途の途中、女房の様子を観察しておりますと以前と変わらない奇妙な事を口走っています。また、家についても壁の隅にうずくまってじっと動かないなど2〜3時間おかしい状態でした。
本当に効果があったのだろうかとの少しの迷いもありましたが両先生の言葉を信じ多少の影響が残るとのお話しでしたのでその状態のなのだろうと思っておりました。
翌日以降、女房の口から出る言葉は以前のような支離滅裂な言葉はなくなり普通の会話が出来るようになりました。
二日後、女房が両手に買い物袋を一杯提げて帰ってきたので「あれ!ママ買い物できるようになったの?」と驚きながら聞きました。すると「そうなの、今日は不思議と何の迷いもなくどんどん買いたい物が買えたの。」との返事でした。
今までは買い物をしようと思っても頭の中で思考が統一されずリンゴを買おうと思っても手はミカンをつかんでいると云うように自分でも分けのわからない動作をしてしまうので中々買い物もはかどらなかったのです。
その後の様子は先生から云われていたように体のだるさが続いておりますが意識ははっきりとして全く普通の会話が出来るようになりました。
現在、ご祈祷後1ヶ月半ほど経過しており時々軽い症状が揺り戻しのように出たりしますが殆ど気にならない程度の物であり一日一日と目に見えて精神力が強くなって来ているのを感じます。
今までの混乱していた期間が長かったせいか完全に自立して主婦業を全うするまでには至っていませんが本人の気持ちがどんどん前向きになり元気に積極的になってきました。
このまま、普通の生活が出来るようになるのは時間の問題と思われます。
ご祈祷して下さった両先生にとっては当然の結果なのかも知れませんが我々苦しんできた人間にとってこれは奇跡といって良い出来事と思います。
今、毎週月曜日に両先生とお会いしておりますが両先生は霊視をしていないときは全く普通の方ですのでいろいろ気軽にお伺いしそれらの疑問に本当に丁寧に親切に教えて下さいます。
この世には目に見える世界と目に見えないながらもしっかりと我々の生活に影響を及ぼしている霊的な世界が存在すると云うこと、そしてそれらの霊障から身を守るために神様のお力が必要であること等を両先生から教えて頂くことが出来ました。
私などは今まで神の存在など信じておりませんでしたので自宅の神棚も自分が経営している小さな会社の神棚もいい加減な祭り方でした。
正月位に手を合わせる位でほとんど顧みることはありませんでした。
今は、この様に我々を守って下さる神様の存在を知ることにより自宅、会社とも神棚を清め作法にのっとり毎朝、毎夕きちんと手を合わせております。
今まで、57年間生きてきて初めて知った神様の存在に大変驚くとともに同じ様な症状に悩んでいる方のお一人でも多く救われることを祈って体験談を終わらせて頂きます。
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統合失調症からの解放 その2 (平成20年6月 寄稿)
前回は権現堂さんにお伺いしてから1ヶ月半の様子を発表させて頂きましたが今回はその後、8ヶ月後の様子を述べさせて頂きたいと思います。
昨年10月20日に権現堂さんに除霊、浄霊などの施術をして頂いてから早いもので8ヶ月が経過しようとしています。
約3ヶ月間権現堂さんの指示の通り我が家の敷地内を頂いた塩で毎朝清めるとともに毎週1回月曜日に権現堂さんにお伺いし特殊技法を受けておりました。
約3ヶ月経過後、我が家の敷地はもう大丈夫と云われましたので毎朝の作業は終了致しましたが週1回の特殊技法は今も継続しております。
自宅の敷地のお清めが済んで女房に何か変化はないか聞きましたところ、とても空気が明るくなった気がすると言っていました。今までは澱んだような重い雰囲気だったそうですが今は明るくすっきりとした感じがするそうです。霊感のない私にはほとんど変化は感じられませんが霊感の強い人には解るようです。
女房は今年の3月20日頃まで実家でお世話になっておりましたが日常の家事もだんだん普通に出来る様に回復し話の内容もすっかり正常になりました。
実家のご両親もその回復ぶりに大変驚いております。本人は変になっていたときの事はあまり記憶に残っていないようですが断片的には記憶の中にその時の気持ちや様子が残っているようです。
3月20日にやっと我が家に戻ってきまして約2ヶ月半ほど経過しましたが、特に変わった様子は無く普通の主婦として家事を行っております。
以前の憑依されていたときの生活とは一変し、全く穏やかな普通の家庭生活を送っています。
憑依されていたときは我が家で生活できるのはせいぜい2〜3日で、すぐに疲れ果てて実家に帰っていました。一度実家に帰るとまた我が家に戻ってくるのはいつになるか全く分からず4〜5日で戻るときもあれば2〜3週間、数ヶ月もの間戻れないときもありました。
今回は昨年4月中旬からですので約1年間になります。
我が家の家庭生活が成り立っていなかったことはお判り頂けると思います。
女房の不可解な言動に悩まされ続けた6年間にやっと終止符が打たれ明るい将来がはっきりと目に見えてきました。
今までは幼稚園の送迎バスまでの見送りやお迎えもよそのお母さん達と会うことが出来ずすべて私が送迎しておりましたが今はよそのお母さん達と会うことも余り拒絶感は無いようで大騒ぎせず普通に迎えに行っています。
家庭内でも食事の支度もスムーズに出来るようになり精神的に不安定になることも激減致しました。
今までは一日のうちに何度も私に言いがかりを付けたり暴言を吐いたり子供達にヒステリックに当たったりしておりましたが権現堂さんにお世話になってから全くその様なことが無くなりました。
権現堂さんにお伺いしてから正常な生活が維持できていることにとても感謝しております。
安易に精神科に頼り病院に預けてしまえば絶対にこの様な穏やかな生活は無かったものと思われます。
権現堂さんのお二人の先生は病気の場合もありうるのでその時ははっきりとその旨を告げ、場合によっては病院をご紹介しますとお話しをされておりましたが、私の女房の場合は病気ではなかったと云うことが出来ると思います。
女房は比較的霊感の強い憑依されやすい体質とのことで一度除霊、浄霊を行ってもまたすぐに別の憑依霊が入り込んでしまうそうです。
そのために毎週1回、特殊技法を受けながら少しずつ霊感を落として頂きまた気持ちを強く持って生きていける様に指導を受けております。
一度だけの施術で後のフォローが無ければ何度でも憑依してしまうとの事ですが完全に立ち直るまで権現堂さんはきちんと責任を持ってフォローして頂けるとのことで大変心強く思っております。
本当に権現堂さんに巡り会えたことは大変幸運であったと心から感謝しております。
世の中には原因の分からない異常な言動でお悩みの方も多いと思いますがぜひ一度「権現堂」さんにご相談されてみることをお勧め致します。

【追記】
権現堂さんには「清流会」という親睦会があります。権現堂さんにお世話になった方達が年に数回集まり主に飲食の伴ったおしゃべり会の様な物です。
そこにお集まりされた方達から様々な体験談を聞くことが出来ます。
本当に怪奇小説の中にしか出てこない様な驚く様なお話しを沢山聞くことが出来ますので興味を持たれた方はぜひご入会されると良いと思います。
会員の皆さんは、皆さんきちんと仕事をされている全く普通の方達ですが意外な体験を聞くことが出来、同じ様な悩みを共有できることも大きな意義がある事と思います。
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体験談No2.新居への道のり(平成20年3月 寄稿)
Prologue...
私は権現堂に、過去いろいろな悩み、人生の転機において相談に乗って頂いていたのですが、今回は自宅を新築した時のお話をさせて頂きます。

私は権現堂に、過去いろいろな悩み、
人生の転機において相談に乗って頂いていたの
ですが、今回は自宅を新築した時のお話をさせて頂きます。



私は賃貸アパートに住んでおりましたが、
いずれ新居を構えたいとおぼろげながら考え
ておりましたが、実家を建替えするか、
全く新たに購入するか迷っていました。というの
も、父が糖尿を患って入退院を繰り返していたことがあり、将来を考え、いずれ同居する事になれば、実家を建替えた方が良いからでした。
どうしたら良いか、相談に乗って頂いていた折、父親が意識を失って入院しました。
今回は特に病状が酷く、合併症を併発し、このまま意識が戻らず、植物状態になる可能性が大きいと言われ、新居の話はストップせざるを得ませんでした。

看病の合間にも時間をやり繰りし、権現堂に相談に載って頂いていたのですが、清流先生からは、父親は未だやり残したことがある為、いずれ回復するとの事で、立て替えるのであれば、今のタイミングが良いとアドバイスを受けましたが、まだ迷いがありました。

時間が経つに連れ、父親の意識が戻りはじめ、病状は快方に向かいましたが、仮に退院しても、車イス生活が避けられないと病院からは言われ、次第に足腰以外の部分が回復してくると、病院からは早く退院するよう促されるようになりました。

今退院されると、家を建て替える迄間に合わず、車イスで生活が困難な家だったので、
仮に介護を頼もうにも、施設は1年待ちの状態でした。
それでも清流先生からは、退院はまだ先になるであろう事を告げられ、車イスで生活できる様、家の仕様を吟味して進めるようアドバイスがありました。

一か八か、新居の契約をし、実家を建て替えることを決め、病院からは、相変わらず退院の勧告をうけていましたが、病院には、車イスの生活が出来るよう、家を新築することにしたと全て話し、期限ぎりぎりでリハビリ施設のある病院に転院させてもらうことになりました。

その間、権現堂には、家の間取りや、家の解体の前の地鎮祭、お札の芯抜き、芯入れ等の相談にのってもらいながら、完成を待ち、転院先の病院の滞在期間まであと少しの所で新居が完成し、父親は車イスながらも退院し、現在は同居しております。

振り返ると、全ての事柄が、綱渡りのようなタイミングで、何かが少し遅れただけで今の生活が成り立っていない事になります。勢いで進める事ができたのも、権現堂の助言があってこそだと、大変感謝しております。

今まで、様々なことを相談に乗って頂きましたが、本来自分だけで決断すべきこの様な事ですが、私の場合、助言無しで決断を躊躇していたら、どうなっていたか、想像もつきません。

拙い文章でありますが、何かのご参考になればと思い、寄稿させて頂きました。

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体験談No3.憑依との戦い(平成20年6月 寄稿)
Prologue...
地方に暮らしている平凡な家庭に“憑依”という魔物が突然襲いかかったのは今から数年前。
こんな事が世の中にあるのだろうかと目を疑う事の連続でした。
本人はもとより家族一丸となって、
この恐るべき魔物との戦いを物語風にまとめてみましたので皆様のご参考になれば幸いです。


PhaseT 潜伏

「ただいま〜」
次男がいつものバイト先から帰宅したのだが、
どうも元気がない。
「どうしたんだ?」
俊介「ううん、なんでもないよ」
そう言いながら彼は2階へと着替えに向かった。
「母さん、俊介近頃おかしくないか?」
そう妻に問いかけたが
「別に、バイト忙しいって言ってたから疲れてるんでしょ」
妻は夕飯の支度に追われてそれどころではないらしい。
だいぶ経ってから俊介が下りてきてご飯となった。
「あのさ、父さん、俺今日バイトに行く途中に危なくクルマに惹かれそうになったよ。」
「危ないぞ、気をつけろよ」
「ウン、でもさ俺クルマきたのまったく気づかなかったんだよな、何かボォーとしてたっつーかさ。」
「お前は小さい時に交通事故にあってるから特に気をつけたほうがいいからな」
私はそう言って晩酌を始めた。
妻も料理を分けながら「ほんとよ、俊介の事は母さんも心配だからね。」と次男を気遣っていた。
今思えばこの時には魔物が俊介の体に住みついていたのだった。
科学万能のこの時代にとても信じられない事が、明日からおきようとは誰も信じられなかった。

PhaseU 出現

「山中さん、電話が入っております」「オオ、サンキュー」そう言いながら事務の女性から電話を受け取り「ハイ、達郎です」すると電話の向こう側は「父さん、俺だよ晃だよ」それは長男からの声だった。
「どうしたんだ?晃、会社に電話なんて珍しいなぁ」「父さん、あのさぁ、俊介なんだけどさぁ、今電話で話したんだけど、あいつおかしいんだよ。直ぐ会社休んで家に帰ってくれない?」「イヤ、父さんは今から営業会議とプレゼン会議あるから抜け出せない、なら母さんに連絡とってパート早退してもらうように頼んでみるから。
ところで俊介そんなにおかしいのか?どういう風におかしいんだ?」「それがさぁ、俊介のやつ、今まで聞いた事がない変な笑い方をするんだよ、俺ら兄弟だからわかるんだ、絶対あいつ何かあるから早く行ってくれない?」
私は早速、妻に連絡を取り、至急家に帰って俊介の様子を見て欲しいと頼んだ。
会議中にも何度か電話が入っていたようで、のんきな私もただ事ではないと、なんとなく嫌な気配を感じていたのだった。
ようやく仕事も終わり花金、花の金曜日で部下や同僚から、一杯どう?と持ちかけられたが断り早々に帰宅した。
家に着いてみると、長男の晃もいる。「母さん、俊介は?」「2階よ」妻はそう言いながら2階に目をやり、困惑した顔で私にこう囁いた。
「いつもの俊介じゃないのよ、笑ったり、泣いたり、怒ったり、ふざけてるのかと思ったけどそうじゃないみたい。見てきて」「わかった」そう言って2階にあがると、晃が俊介の肩を抱いて落ち着くようにとなだめているのだった。一体どうした事なのか。目の前にいるのはいつもの息子とは違う見知らぬ他人の人格なのだ。
目はうつろで笑ったかと思えば、急に怒りだして、長男晃が抑えるのもやっとという有様。
かと思えば急に泣き出し始める。シクシク泣いたかと思うと今度は大声で泣きはじめ、私のほうもどうすればよいか途方にくれてしまった。
晃に、今晩は泊まって俊介を見て欲しいと頼んだが、晃の妻は身重という事もあり明日また来るからと言って帰った。
俊介は時々正気に戻る時もあるようで、その時に色々尋ねてみるがどうも彼にもよく分からないらしい。
そう話しているうちに彼の左手が動き始めたのだ。「どうしたんだ?」「ウン勝手に動く時があるんだ」そう彼は言った。なんという事だ。
夕飯も早々に切り上げて、疲れたを連発して彼は2階の部屋に戻っていった。夜中に妻と代わる代わるに彼の部屋を覗いてみるがどうやら疲れてグッスリ眠っているようだ。妻が入れてくれたお茶を飲みながら、これからどうしたものかと二人顔を見合わせてしまう。

PhaseV 戦いT

夜中布団に入ってもなかなか寝つけない。
我が息子に何が起こったんだろう。
あんなに笑ったり怒ったり泣いたりして、もしかして精神病にでもなったのかと、いろんな事が頭の中を駆け巡る。明日も同じようなら精神科に電話した方がよいのかもなんて考えているうちに眠ってしまったようだ。翌朝目覚めて真っ直ぐ次男の部屋に行ってみると、そこにはやはり“俊介”ではない人物が泣き喚き、怒号して時々睨み付ける姿があった。
ああ、何て事だろう、昨日の事はやはり現実なんだと改めて事の重大さを知る。
妻に俊介をみてもらっているそばから、私は大学病院の精神科並びに某精神病院と立て続けに電話をした。
だが何れも返答は同じで「今日は休診です。月曜日においでくださいますか?」との冷たい返事ばかり。電話中に俊介がこの事を聞いていたらしく「僕は精神病なんかじゃないよ」と叫んでいるのが聞こえた。「お義理父さん、おはようございます、俊介さんの様子如何ですか?」長男の晃と来月出産を控えているという嫁が駆けつけてくれた。晃は俊介のもとにいってなだめている。
俊介が少し落ち着いた時に晃も交えて、どうしたらよいかを相談する。いろいろ話しているうちに、これは霊現象では?という話が出て、母がよく“おがみにいった”という霊能師さんに見てもらおうという事になり、早速電話予約をいれて、朝ごはんも早々に済ませて霊能師さん宅へとクルマを飛ばす。事の詳細を話し、直ぐみてもらう。霊能師さんは30分ほど祈祷してこう言った「お宅さんの息子には狐が憑いています」そう聞いた途端に俊介は「違う、違う。」
と言って正座しながら体をゆすって、あのなんともいえない目で霊能師さんを睨み付けた。
結局彼をどうすることも出来ない霊能師さんは、帰り際に、精神科に言ってくださいというだけだった。
帰り道の農道のハンドルを握る手に力も入らず、思わず助手席の妻をみてしまう。妻も同じ思いのようで、これからどうしたらよいの?と問いかけているようである。
彼は後部座席で窓を開けて、青く育った稲の葉を見ているのだった。自宅では長男夫妻が待っていて、事の次第を聞いて私にこう言った。「父さん、去年某放送局で霊特集番組あったよね。あそこの霊能師さんならなんとかなるかも、俺Y放送局に電話してみるよ、
父さんは、パソコンでどっか霊能師さんを探してみて」彼はY放送局に電話をいれて概要を話して霊能師さんを紹介してくれるよう頼んだ。すると向こうでは、その番組スタッフは今日はみんな休みでいないから分からないという。せめて霊能師さんだけでもと懇願したようだが、全てはスタッフがと断られ、すると長男は「僕にはたった一人の弟なのです。今大変な思いをしています。死ぬかもしれません。それでも知らないって言うのですか?せめてスタッフに連絡とってもらって霊能師さんにコンタクト取れませんか?」と泣きながら話しているのである。時折おかしく笑い、泣き、怒る次男の傍で、家族みんなが絶対俊介を助けよう、守ってやろうという固い絆で結ばれたのだった。

PhaseIV 戦いU

そうこうしている間も、俊介の体は益々おかしくなり、一刻も猶予ならないように思えた。
「父さん!パソコンでどこか良い霊能師さん見つかった?」と長男が問いかけてくる。
「待っていろ、俊介、今探すからな、お前を助けるからな」もう私も必死である。こんな思いはあの時以来だ。
それは彼が小学校の頃交通事故に逢って、ちょうど私が営業出先で、これもまた長男からの電話で俊介がクルマにはねられたと泣きながら連絡してきたのだ。当時まだ元気だった父が救急車で病院まで付き添ってくれた事を思い出す。
病院に向かう車中で、どうか神様、私の命の代わりに俊介を助けてくださいと何度祈った事か。ハンドルを握っていてもグッと胸がつまりなんともいえない気持ちが、今日又甦ってきた。どうか神様、俊介を助けてください。
もとい、妻が新聞を持ってきて「此処のお寺さん、祈祷、厄払いって書いてあるけどいってみよう」と皆に話しかけてきた。
もうワラをもすがる思いでいっぱいだ。早速長男夫婦のクルマと私のクルマで、山沿いのお寺さんに向かう。

俊介は長男晃のクルマに乗り私たち夫婦は彼等の後を追う形になった。此処からまた不思議な事がおきてくる。それは前のクルマの長男から私に携帯電話があり、どうも俊介に別人物が入ってきているらしいという。
俊介と代わるから父さん俊介と話してよというので「もしもし、俊介?」と訊ねると、「おう、達郎か。元気か?」「えっ!父さん」そう、数年前に亡くなった親父の声、口調なのだ。
「父さん、今何処にいるの?」「暗いところだ」私はそれでも本当の親父とは信じられず俊介の知らない事を聞いてみた「ねぇ父さん、釣りによく行ったよねぇ、あそこの浜の名前何というんだっけ?「ああ○○浜か?ネウ(アイナメ)とかカレイの大きいのが上がったなタコも釣れたな、庭の畑、豆なったか?(育ったか)」と、親父と私だけが何回も釣りに行った浜の名前や釣った魚の種類や庭の畑で作った野菜の名前を言い、最後の極めつけは、おふくろに電話を渡してあの世の夫と会話してもらった。
「お父さん?わたしだよ、分かる?」「ああ、K子か、元気か、お前、いつも仏壇の前で、俺に、足腰ひざ痛いから治すようにしてちょうだいなんて拝んでいるけど、少し運動して歩け!」なんて言い出したのだ。
これはどんな事があろうとも俊介が分かるはずがなく妻も傍でびっくり。

自分自身恥ずかしながら大好きな親父だったので、まさかこんなところで親父と会えるなんて夢にも思わなかったので運転しながら涙が溢れて止まらなかった。
その時はゾッとするよりも亡き親に会えたという思いが強く感じたものだった。
後から聞いた話だが、お寺に向かう時、自宅玄関先に親父が佇んでいたと俊介が言っていたそうだ。さてお寺についてから、ひと通り名前や住所、どんな事が起きてどうなったかを紙に書いて事務所のほうにお渡しして数十分待つことしばし。その間、俊介は、やはり相当の憑依に憑かれており、代わるがわる色々なものが出てくる始末だ。
その中で驚いたのは若い男性のサラリーマンだが、仕事が随分忙しかったらしい。
そんな中、仕事帰りに焼き鳥屋さんで一杯飲むのが楽しみなんだと言っていた。*1ところが彼は自殺をした。いや、俊介の口からそう聞かされた。私は彼に聞いた「どうして自殺したの?」すると彼曰く「疲れてもう何もかもイヤになって死ねば楽になるかなぁって死んだら、かえって苦しい。とっても苦しい」と彼は言うのだ。

その次に今度は俊介に動物霊が入りネコのようなマネをしはじめた。もうこちらも少しは慣れてきて落ち着いて対応できるようになった。お寺の住職が見えて俊介の体から悪霊を追い払う儀式を行うが、銅鑼をガンガン叩き、その都度俊介の体がのけぞり、うなって、傍で見ていても可哀想で仕方ない。一度で悪霊は抜けないので毎月通うようにと言われ、長男と私とで少しは落ち着いている俊介を両側から抱きかかえてクルマに乗せて帰宅する。クルマの中でまた色んな霊が出てきて暴れたらしい。
夜遅く私は仏前に座り、お昼に出会った親父ともう一度お話しをするが、親父はもうなんにも言ってくれない。
「お父さん、頼むから俊介を助けてください。」私の精一杯の願いだった。
疲れているのだが布団に入ってもやはり昨日と同じで寝付けず色々考えてはまた同道めぐり。妻もおなじようで寝息なぞ聞こえる筈もない。今日は寝られなくても目をつむろう。
とにかく明日だ。俊介を一生懸命面倒見てくれている長男夫婦も私にはとても嬉しく思い、どんな事があろうと絶対俊介を、家族を守るぞ!と、見えぬ何者かに向かって叫んでいた。次の日の朝、やはり俊介は別人と化し、色々な人物が登場してくる。ある者は名前を啓太と言い、凶暴で自分の体をつねったり叩いたり、私たち夫婦にもとても恐ろしい形相で睨み付ける有様なのだ。
また、やすさんという男性が現れて、話し好きなのだが我が息子でない事を思うと気持ちが悪い。と、そのうちにシクシク泣き出して女性の声と代わるのだ。
苦しいよなぁ俊介、自分じゃないお前を見ているこちらも辛いよ。私は溢れる涙が止まらず、どうしたらよいかわからない自分を責めるしかなかった。

PhaseV 救いの手

漸く権現堂様と連絡が取れ、事の重大さを承知して戴き、直ぐ俊介を連れてお邪魔して先生に見て戴く事にする。
お話しを伺うと随分の霊体が俊介にいるという事、自宅の状況を見せてくださいと言われて早速きてもらい、部屋の間取りや、神棚、敷地建物方角などを丹念に調べて下さいました。
そして先生の口から発せられた言葉に顔色が真っ青になった。
なんと我が家の神様は庭の片隅にいて非常に怒ってらっしゃるというのだ。
神棚の位置もデタラメ、間取りもおかしく、これでは何かあっても不思議ではない状況だったのだ。早速、祈祷、除霊、浄霊などを行うと、なんという事であろう。あんなに苦しんでいた俊介が正気に戻ったのだ。
傍にいた妻も、長男夫婦も、私の母もみんなで俊介を抱きしめて喜んだ。これで終わった、と私は思った。でもそれは少しあさはかだった。俊介の体から悪いものが抜けていったので、明日から、いや今からすぐ以前の俊介に戻るのだと思っていたのだが、どうもそうでないという事がこれからわかってくる。

PhaseVI 戦いV

俊介は今までよりはだいぶよくなっているが、時折憑依されていた頃の、暴れたり、泣いたり、かと思えば急に笑い出したりと、おかしな行動をとるのだ。
果たして本当になおったのだろうか?本当は治っていなくて、悪いやつら(霊)は、また機会をうかがっているのではないだろうか?と疑心暗鬼になる。俊介も相当辛いらしく、自分自身を認識しているところにあの啓太や、やすさん、その他の人物が出てきては、俊介の意思とは違う動きをするので、俊介は疲れると、後ほど言っていた。一旦は治ったと喜んでいたところにこの状況なので、我々家族の落胆振りは計り知れなかったが、俊介の方がどんなに苦しいだろうかと思うと、もう一度皆で力をあわせて俊介を守ろうではないかと、心に誓ったのだった。
妻も「お父さん、頑張ろうね、俊介も以前より正気の時間が長くなってきているから」「ああ、そうだな、」長男も「俺にとって、たった一人の弟だから何があっても協力するからね」と私や俊介に話す様子を聞いて、グッと胸にこみ上げるものがあった。それから俊介は権現堂様の指導を受けながら体質改善などを行い、今では普段どおりの生活を送っている。最初の俊介の異変に気づいたとき、もし精神病院に連れて行ったら、私は一生後悔する事になっていたかも知れない。そして権現堂様に救ってもらえなかったら息子の命がどうなっていたのかと想像するだけで恐ろしい気持ちでいっぱいだ。

我が家にふりかかった今回の事は大変な事ではあったけど、いろいろな事を教えてくれた。それは神仏の大切さ、そして何よりもどんな事があっても家族が協力する事。それに勝るものはありません。この読者でもし家族がこのような目にあって苦しんで悩んでおられる方がいらしたら、絶対諦めないで下さい。
なんといっても一番苦しいのは憑依されている本人です。除霊、浄霊してもパッと180度転換したように直ぐ良くなるとは限りません。徐々に体質改善しながらよくなります。ここで苦しんでいる本人を見放すように、治ってないからもうイイヤと言ったら、元の木阿弥です。家族愛に勝る治療法なし!そう信じています。亡き父も仏壇の奥で「良かったなぁ、達郎」と言ってくれているような気がしてなりません。


後記

* 1について
自殺した若いサラリーマンだが、「死んだら楽になると思ったのに、生きている時よりかえって苦しい」という言葉が妙にひっかかった。私も良くわからないが自殺の場合、成仏できないと聞いた事がある。もしそれが本当なら、私はそれを裏付けるような言葉を直接霊から聴いた事になる。当たり前の事だが、自分の命といえども、あだやおろそかにしてはいけないのだ。

私の家庭では、夏になるとよく“霊特集”の番組に釘付けになって観たものだ。俊介も長男の晃も妻も怖いもの見たさで、キャーと言ったりゾッとしながら観ていた。その時は、霊なんているわけもなく、うそっぱちで、誰かが面白おかしく話を作って番組にしているのだろうと本気でそう思っていた。しかし、しかしである。目に見えないものは存在していた。霊しかり、神様もいた。お陰で人生観がかわったような気がする。今までは自分が困った時だけ、神様お願いと拝んだり、神様へのおそなえもした事が無く、当然毎日での生活で神様に手を合わせる事もなかった。
罰があたって当たり前の状況だったと多いに反省している。
大変な出来事だったが、ポジティブに考えれば、神仏あっての私たちと考える事が出来るようになり、何よりもまして家族で頑張れば何でも乗り越えられるとそう思えるような今日この頃である。
もっともっと書きたい事があるが、この辺で筆を置きたい。ありがとうございます。









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